老人性うつ病 被害妄想



老人性うつ病による被害妄想

被害妄想の種類

老人性うつ病の症状のなかで、認知症と混同される原因となりやすのが被害妄想です。

 

代表的な例は、「自分は嫌われている」「自分がいると周囲の人間には迷惑だ」といったことを強く意識してしまう罪業妄想や、「重い病気にかかっている」と思い込む心気妄想です。

 

また、「お金がないため生活できなくなるのではないか」といった思考に囚われる貧困妄想というのもあり、先の二つと合わせてうつ病による三大被害妄想と呼ばれたりもします。

 

ほかに、パートナーが浮気していると勘違いしたり、必要以上に虐げられているように思い込むような妄想もあります。

 

ここまで挙げた妄想は、老人性うつ病をはじめとして認知症やその他の精神障害でも起こりうるものですので、妄想の種類だけで確定的な判断をすることは避けましょう。

 

認知症との違いという点では、妄想が発生するメカニズムの相違を知っておくとよいかもしれません。

 

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うつ病による被害妄想は、マイナスの精神作用により起こるケースが多いのに対して、認知症による被害妄想は、記憶障害によって空白となった部分を強引に埋めようとして発生することがあります。

 

どのような妄想であっても、ご本人は不安に思っていることが大半です。まずは話しを聞いて共感を示し、落ち着いてもらうことが先決です。

被害妄想を軽視せず、かといって深刻にもなりすぎない

むずかしいのは、特に病気というわけではなくて、年を重ねるうちに思考が偏りがちになり、端から見れば妄想に近い状態になってしまうこともあることです。

 

ただ単に意固地になって自分を卑下したり、回りのコミュニティに溶け込みづらくなったりしているだけで、特に悪化するわけでなく過ごせる方ももちろんいます。

 

しかし、妄想は老人性うつや認知症に気づくための大きなシグナルでもありますから、見守る家族が冷静に捉えて、早めに専門家に相談しましょう。

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