老人性うつ病 一人暮らし



老人性うつ病への一人暮らしの影響

一人暮らしの大敵は孤独感

お年寄りの一人暮らしは、ご本人の健康や周囲のサポートを考慮し、いくつかの段階に分けて考えるとよいかもしれません。

 

もともと一人暮らしを続けていた場合は、家族やご近所さんが心配になるような年齢になっても、なかなか共同生活に踏み切れないことが多いようです。

 

一人暮らしの状態にあるときの最大の問題は「孤独感」です。むずかしい問題ではありますが、話し相手がまったくいないほったらかしの状態が長く続くことは望ましくありません。

 

突発的な事故などに対応する民間の緊急通報サービスもありますが、そうなる前に地域のコミュニティへの参加を促したり、園芸などの趣味を持てるようなサポートができるとよいでしょう。

 

夫や妻を失うといった強いストレスを伴う一人暮らしスタートする際には、慎重な見守りが欠かせません。ただし、老人性うつの兆候を早期に発見できれば、抗うつ剤の服用による短期間での回復が望めます。老人性うつそのものが認知症などを引き起こす要因になることもあるので、一人暮らしをはじめたご老人へのうつ病ケアには特に慎重になりましょう。

 

共同生活で気を付けたいのは罪悪感

すでにご家族との共同生活にある場合も注意は必要です。「孤独感」とともに、老人性うつにつながる原因のもう一つと見なされているのが「罪悪感」です。

 

ご自身が家族の負担になっているのではないかという思いは、自殺にもつながるほど思い詰める要因になり得ます。加齢による衰えについてご家族が理解していることを、お互いに確認し合う機会はぜひ作りたいものです。

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