老人性うつ病 悪化



老人性うつ病の悪化

普段なんでもないことが悪化していく

老人性うつ病が進行していく過程でもっとも心配なのは、自殺願望による生命の危険ですが、そこにいたるまでに、うつ病の症状の悪化が循環的に進みやすいことはあまり知られていないかもしれません。

 

老人性うつ病を含むうつ病の特徴として、不安や落ち込みをきっかけに、それまでは何となくやり過ごせていた身体の不調が気になり始め、ついには日常生活に影響を及ぼす症状へと発展してしまうことが挙げられます。

 

具体的には、普段からちょっと疲れるとめまいや耳鳴りを感じていた方が、不安により精神的にふさぎ込むことで、室内などの静かな環境に居続けることとなり、静寂の中で耐えられないほどのめまいや耳鳴りへと悪化してしまうといったことです。

 

不眠も平常時であれば、生活リズムのちょっとしたズレで済むかもしれません。
しかし、ふさぎ込んで他の人と交流することがなくなったりすれば、日中に活動することで生活リズムを正すなどのきっかけを失いやすく、本格的な不調へとつながります。

 

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セロトニン不足を深刻化させない

精神的な要因だけが悪化の理由だけでないこともあります。

 

老人性うつ病の原因のひとつは、セロトニンなどの神経伝達物質が減ってしまうという器質的な問題です。
これがうつ病の代表的な症状である食欲不振によって、さらにセロトニンをつくるための材料が体内で減ってしまうという悪い循環の流れへとつながっていくわけです。

 

精神的にも肉体的にも、あるひとつの症状をきっかけにして、それがさらなる重い症状を生み、病状が急速に悪化していく可能性もあることが、うつ病の大きな特徴のひとつなのです。

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